森の窓
2018年08月13日
寒い時期は、暖かい部屋での読書はかなり良い生活ですが、真夏はやはり避暑地の木陰での読書が良いのでしょうが、残念な事に避暑
地でのんびり過ごした経験はありません。列島人でその様な経験をしているのはまだ少数なのではと思っています。夏休みは、観光や
遊びでのんびりと過ごす間もありませんでした。でも夏ですので、孤島に流れついた少年達のお話し、ゴールデングの「蠅の王」を紹
介します。世界のあらゆる政府や組織の幹部は読んで欲しい物語です。
漂流物では、江戸時代の実際の事実を基に、吉村昭さんが「漂流」を書いています。主人公の状況対応能力には、「なんてすごいん
だ」と思わずには要られません。それに比すると私の非力さは。
(小形烈/記)